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#0032

知らないフォルダ

テーマ: 知らないフォルダ

生成日時: 2026/02/10 00:00


# 知らないフォルダ パソコンのデスクトップに、見覚えのないフォルダがあった。 名前は「無題」。作成日時は昨夜の深夜三時。その時間、私は眠っていたはずだ。 開いてみた。テキストファイルが一つ入っていた。「document.txt」。 ダブルクリックした。メモ帳が開く。 文章が書かれていた。日記のような内容。 「今日、彼女と別れた。つらい。でも仕方ない。自分で決めたことだ」 私が書いた覚えのない文章。でも、内容は——二年前、実際に経験したことだ。 スクロールした。文章は続いていた。 「仕事でミスをした。上司に怒られた。帰りたい」 これも、私の経験だ。三年前のこと。 「引っ越しをした。新しい部屋は狭い。でも、落ち着く」 これは去年。 誰かが、私の人生を記録している。私が書いていないのに。 最後の行を読んだ。日付は——今日だった。 「今日、このフォルダを見つける。そして、この文章を読む」 その時、部屋のどこかで音がした。 カタカタ、と。キーボードを打つ音。 振り返った。誰もいない。でも、音は続いている。規則的に、何かを打っている音。 パソコンの画面を見た。テキストファイルに、新しい文章が追加されていた。 リアルタイムで。誰も打っていないのに。 「振り返った。誰もいない。でも、音は続いている」 私が今経験していることが、そのまま書かれていく。 「怖くなった。パソコンを閉じようとする」 私は——