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高速道路のサービスエリア

テーマ: 高速道路のサービスエリア

生成日時: 2026/01/19 00:00


# 高速道路のサービスエリア 深夜の高速道路を走っていた。長距離ドライブの帰り。眠気覚ましにサービスエリアに入った。 駐車場には数台の車しかいない。自動販売機の光が、コンクリートに反射している。缶コーヒーを買って、車に戻ろうとした時、奇妙なものが目に入った。 案内板だ。「出口」と書かれている。でも、その矢印は本線とは逆方向を指している。 地図で確認した。そんな出口はない。サービスエリアからの出口は本線に戻る一方通行のはずだ。 気になって、矢印の方向に歩いてみた。駐車場の端を過ぎ、植え込みの向こうに、確かに道があった。狭い道。車一台がやっと通れる幅。 一台の車が、その道に入っていくのが見えた。テールランプが暗闇に消えていく。 私も行ってみようとした。でも、道の入口に立った瞬間、足が止まった。 道の先が見えない。ヘッドライトで照らしても、数メートル先で闇に呑まれる。そして、風がない夜なのに、道の奥から冷たい空気が流れてくる。 戻ろう、と思った。 振り返ると、案内板が消えていた。さっきまで確かにあった場所に、何もない。 急いで車に戻った。サービスエリアを出て、本線に合流した。 バックミラーを見ると、あの道の入口が見えた。一台の車が止まっていた。運転席から、誰かがこちらを見ていた。 その車は、私と同じ車種、同じ色だった。